玄関から見える安心感
大きな屋根の玄関を通り抜けると、木造の心地よい香りを感じ、入ってすぐに迎え入れられる安心感がそこに広がっています。
また、朝の登園時は、おうちの方にとって本当に慌しい時間ですよね。ですから、お母さんやお家の方からのお話や色々な手続きなども、カウンターの窓越しに済ませられるようにしています。
大きなガラス窓の向こうに給食先生
給食室は子どもたちのストップバー。食に興味を持ってもらえるように小さなお立ち台をつくり、子どもたちに給食の作られる様子が見られる様にしています。
大きなガラス戸の向こうには、見たこともない大きなおなべや釜、そして先生が作るおいしいそうな給食の香り。「見える」ということから給食室がとても身近な存在になっています。
「きょうは何をたべたの?」保護者の方と子どもたちの会話が聞こえてきます。
図書ルーム
こども達にたくさんの本を読んで欲しいと思うのはみんな同じですよね。当園の図書ルームには赤ちゃんから5歳児のこどもたちに合った絵本をたくさんそろえています。
図書館司書の保護者の方が、月に1回子どもたちに絵本を読みに来てくれるのも、子どもたちの大好きな時間です。
いつも楽しい絵本を紹介してくれるので、園でも参考にしながら図書室の内容を充実させています。
無垢の木のあたたかさ
1階の0~2歳児のお部屋は無垢の床材と壁材をふんだんに使っています。
小さい子どもたちは、ねころんだり、はいはいしたり、手を床につけてから立ち上がったり、床への距離がとても近いので、少しでも自然な感覚の中で過ごし、木のあたたかさに包まれています。
寒くなったら床暖房も完備しています。とっても気持ちいいですよ。
2階の色はシックに。環境から子どもたちの落ち着きを...
2階は3~5歳児のお部屋です。1Fの雰囲気と変わって落ち着いた色調や天井が高いこと、そして大きな窓から外の景色がいつも見えるので、子どもたちの気持ちや行動が落ち着くような感じがしています。
天窓から入る太陽のひかりに、1日の移ろいを感じます。
子どもの目線に立った窓
周りが緑に囲まれている当園は、子どもたちが毎日生活するのにとても恵まれた環境です。
クラスには子どもたちの目線に立った窓があり、あちこちから外の景色が見えます。
四季の移り変わりが、切り取った写真のように窓に浮かび上がります。
ひかりホール
園生活は入園式がここからはじまり、お誕生会、室内運動、音楽の練習、そして卒園式...。
ひかりホールでは、みんなで集まって過ごす楽しいことがいっぱい待っています。
お部屋の中の秘密の場所
当園にはちょっと他にない場所があります。一つ目は5歳児のお部屋です。
はしごを昇ると保育室の中にLOFTがあります。上から眺めるお部屋はどんな感じなのでしょうか。屋根裏のような空間で絵本を読んだり、お人形で遊んだりします。
二つ目は、4歳児のお部屋です。押入れ遊びをイメージし、お部屋の一角についたてを立てて、「せせこましい」場所を作りました。
子どもの遊びが発展するしかけが、楽しいですよ。
園庭
園庭はL字のようになっています。大きいエリアは、主に3歳児~5歳児が築山の頂上から滑り台で降りたり、鬼ごっこをして築山を囲んであっちこっちと走りまわっています。
お山の真ん中には土管があり、夏には、土管の中で涼んでいる子もいます。
L字の小さい方は、0~2歳児用。小さい滑り台で遊んだり、暑いときには日よけのシェードをかけて、日陰対策。
大きなお砂場の横には、テーブルやレッドハウスもあり、次々とおままごとのお皿やコップをもって並べています。
2歳児までの子の動きと3歳児以上の子どもの動きが違うので、園庭のLの形をうまく使って、お互いが安心して遊べるそれぞれの空間ができました。
Fairy Door(妖精の扉)
外国では、妖精は人目につかないように、けれどもとても身近に住んでいると思われています。
お家の片隅に小さな扉があり、そこから妖精たちの世界につながっているというお話があります。
心に夢の空間を作ると妖精たちに会えるかもしれない・・・。大人になると忘れてしまう気持ちを、FairyDoorを親子で一緒にのぞくことで、温めて欲しいという思いがあります。
妖精たちがなんの知らせもなく、時々その扉から小さなお手紙やプレゼントを届けてくれるので、「今日は来てるかな?」と登降園の時に、そ~っと開けてみてください。